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芸能活動との両立はハードながらもめげずに卒業!勉強以外のことも頑張っている個性的な同級生に囲まれた高校時代

歌手・舞台女優として活躍する田村芽実さんもNHK学園の卒業生です。
世の中は、これから卒業・入学のシーズンを迎えます。しかし、コロナ禍での卒業式、入学式では、みんなで校歌を歌うのは難しそうです。
そこで、
式に参加した卒業生・新入生が一緒に歌っている気持ちになれる校歌の収録を!
…ということで田村芽実さんにご相談したところ、快くボランティアを引き受けてくれました。

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収録の当日、仕事と学業を両立させた高校時代について、田村さん在学時の担任・八木沢がお話をうかがいました。

家族の協力と先生の支えで高校卒業

八木沢:仕事と両立しながら3年間で卒業。本当にがんばっていたよね。どんなことが大変でしたか。
田村さん:リポートが大変でしたね。当時はアイドルとしてグループ活動をしていたので、個人のスケジュールに合わせることが難しくて、スクーリングに出席するのも大変でした。
試験前は、ツアー中、地方のホテルでグループの子たちが寝た後も一人で勉強したりしていましたね。それでも、家族の協力もありましたし、八木沢先生からは「ここを頑張れば大丈夫だよ」という電話をいただいくなど、励ましがあったおかげで、大変だったけれど乗り切ることができました。
先生方の支えがなければ3年間で卒業できなかったと思います。

「校舎のある通信制高校」を探して

八木沢:NHK学園に入学を決めた理由は何でしたか。
田村さん:当時すでに仕事を始めていて忙しかったので、事務所や家族と相談して、通信制の高校に行くということは決めていました。ただ、母には「校舎のある学校に通わせたい!」という強い希望があったんです。そして、「絶対ここがいい!」と見つけてきてくれたのがNHK学園でした。

幅広い年齢層が通うNHK学園

八木沢:NHK学園に入学して、よかったことは何ですか。
田村さん:通信制の高校でありながら、全日制の高校と同じような文化祭などの行事があったり、先生との交流もたくさんあって、勉強でわからないところも気軽に電話で質問できたりするところがよかったです。
それと、今日、思い出したことがあるんです。私は月曜日生だったのですが、仕事の都合で月曜日に行けなくて、火曜日に振り替えで登校したことがありました。その時に、年配の女性がいらっしゃったんです。
私の隣の席にいた子が、そのおばあちゃんに、「なんで今学校に来てるんですか」という質問をしていたのを耳にしました。ド直球ですけれど。(笑)その方は、「私は若くしてお嫁に行って学校に行くことができなかったから、今来ているの。」と答えていました。そのあとの体育の時間に、ラケットを持って、その方と一緒にバドミントンだったかテニスだったかをしたことが強く印象に残っています。
私は高校生の年齢で入学しましたけど、NHK学園には幅広い年齢の方が通っていますよね。いろいろな年齢の方と一緒に授業を受けることは、全日制の学校に通っていたら経験できないこと。
それぞれ勉強以外のことを頑張っている人たちが通って来ていて、その集団の中で学んだこと、気づいたことというのは結構あって、よかったな、と思っています。
授業も大事ですけれど、そうした人との関わりというのがおもしろかったです。ホームルームもいろんな個性の生徒がいて、本当におもしろかったです。

「頑張ろう」と思いながら眺めた国立の桜並木

八木沢:スクーリングはどうでしたか。
田村さん:スクーリングは、1か月に一度あるくらい。だから「授業体力」がないんですよ!毎日学校に行っていた中学校時代は授業体力があったんですけど、高校生になってからは、月に1回だから授業体力がなくて、だからこそ頑張った後のスクーリングの帰り道はものすごい達成感でした。
国立駅からNHK学園までの道は、春には桜が咲いたり、秋にはイチョウが黄色く色づいていたり、四季を感じられますよね。素敵なお店もあって。
バスに乗ったほうが早いけれどその後お仕事がない日は、わざわざ歩いて、「来月も頑張ろう!」と思いながら桜並木を眺めて帰るのは達成感があって気持ちよかったです。
いまでも連絡を取り合っている仲の良い友人が何人かいて、みんなで学食でお昼を食べたりしたのもいい思い出です。

突き詰めて考える「倫理」が好き

八木沢:どの科目が苦手でしたか。
田村さん:簿記です。中学時代の同級生に商業高校で簿記を専攻している子がいたので、その子にカラオケボックスで教えてもらったりしていました。簿記は本当に苦手でしたね。
八木沢:倫理は結構おもしろかったと言ってましたね。
田村さん:考えることが大好きなんです。夜ベッドに入ってからいろいろと妄想していて、気が付いたら2時間なんてこともあるくらい!だから倫理の教科書を見ているのがおもしろかったです。
八木沢:そうだね。倫理はいろんな人の考え方を知ったり、物事を突き詰めて考えるということが含まれますからね。
田村さん:そうです。そうです。…あ!国語は、好きなんですけれど、苦手なんです。
八木沢:苦手だった?(注:八木沢の担当教科は国語です。)
田村さん:テストになると、長文読解の文章が頭に入ってこなくなるんです。本は大好きなのに、勉強になると全く頭に入ってこなくなってしまって、手汗をかいてしまうぐらい…。勉強になると、国語は苦手でした。
八木沢:でも、忙しい中、3年間で卒業して素晴らしいと思います。本当に頑張り屋さんでしたね。担任から見ると、何も言わないでもレポートはきちんと提出してくるし、全然手のかからない生徒でしたよ。どうしても仕事でスクーリングに来られないから、いつ振り替えようかという相談したりはしたけどね。

幼稚園の頃からミュージカルスクールに通っていた

八木沢:芸能界に入りたい、という想いはいつごろからあったのですか。
田村さん:3,4歳のころから地元・群馬のミュージカルスクールに通っていて、小学生になって東京のミュージカルにも少しずつ出られるようになってきました。
中学1年生の時に、好きだったアイドルグループが新メンバーを募集するというので、記念にと思って受けたら、受かったのです。NHK学園に入学したときもそのままグループ活動を続けていました。
割と幼いころからミュージカルやお芝居が身近にありましたね。

オフオフブロードウェイで上演されるような和製ミュージカルを作りたい!

八木沢:今は歌とか舞台を中心に活動されているけれど、今後挑戦したいこと、夢などあったら教えてください。
田村さん:ミュージカルが大好きです。ミュージカルは海外からの輸入作品がほとんどですけれど、自分のアイデンティティに基づいた和製ミュージカルを作りたいです。制作段階からかかわって、出演して、その作品がいつかニューヨークのオフオフブロードウェイなどで上演されたらいいな、というのが一番の夢です。
八木沢:子役から今にいたるまで、どんどん夢を実現していっている田村さんなら夢じゃない!この勢いでぜひ実現してほしいです。

NHK学園の校歌を歌ってみて

八木沢:今回はNHK学園の新しい校歌を歌ってもらったわけですが、歌ってみていかがでしたか。
田村さん:今回のお誘いを八木沢先生からいただくより前に、YouTubeで曲は聴いたことがあったんです。「校歌の概念を壊したような曲だ!」と思っていました。
私は昭和歌謡が好きで、松本隆さんの詞も大好きなので、松本隆さんの作詞なんてすごいなあ、と思っていたんです。
レコーディングに向けて練習はしましたけれど、いざスタジオに入るまではどんな感じになるのか全く想像がつかなかったんです。スタジオで感じるままに歌ってみようと思っていたのですが、いざ歌ってみると、驚くほどエネルギーを使うんですね!
校歌ってこんなに難しかったんだ、歌いながらこんなに心動かされるんだなあ、と感じました。ミュージカルならエンディングの曲のようですよね。壮大だし、歌詞も意味が深いし、NHK学園の生徒のみなさんは幸せだな~と思いました。

後輩たちへのメッセージ

八木沢:最後に、今NHK学園で学んでいる後輩たち、そしてこれからNHK学園に入学しようと考えている人たちに、ひとことお願いします。
田村さん:NHK学園の先生はとてもいい先生ばかりでした。これは担任の先生を前にしているからではなくて、本当です!そして、きれいな校庭や体育館もあって、すてきな学校でした。
充実した学校生活でしたけれど、高校生活はたった3年間しかありません。どうぞ楽しい高校生活を送ってください。

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田村さんが歌うNHK学園校歌の映像はNHK学園公式YouTubeでご覧いただけます。伸びやかな声で心を込めて歌ってくれました。
ぜひ聞いてください!
田村芽実さんが歌うNHK学園校歌

インタビュー動画も掲載しています!
田村芽実さんのインタビュー動画

スキありがとうございます!
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NHK学園は放送を利用した通信制高校として、NHKによって設立されました。いつでも、どこでも、自分のペースで学べるのが特徴です。Ngaku Design Labは教育をアップデートするための研究チーム。変化する世界の中で、「もっと高校生活を自由に」を合言葉に活動しています。