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NHK学園高等学校デザインラボ、noteはじめます!

NHK学園は、NHKの放送を利用した通信制高校として1962年に開校しました。
NHKの放送を利用するので、学習の場の制限がありません。「いつでも、どこでも、だれでも」をコンセプトにSDGsの議論が始まる50年も前から「質の高い教育をみんなに!」という理念を持って、誕生した学校です。

今も昔も、生徒は高校卒業という共通目標を持って入学してきます。でも、一方で、高校生の時期特有の、「自分とは何か」「自分は何がしたいか、何が向いているか」「どんな将来を思い描くか」といった自己との対峙があり、その対峙のし方や時期は生徒によって異なります。

リモート学習やオンライン授業が広がっても、ここは個別対応が必要なところです。
利便性を高めながらも、個人のニーズには個々にこたえていく、そんな教育を提供し続けたい。
そうしたら、高校生活はもっと自由になるのではないか。
そこで生まれた生徒の創造性は、日本はもちろん、世界の未来を明るくするのではないか。
これまでの学校の在り方に価値を見出せない子たちが、喜んで選択する学校になるのではないか。
そのために、何をしていくか。何を変えるか、何を譲らないか。
そんなことを考え、実践していくためにNHK学園高等学校のデザインラボが始動しました。

このnoteでは、上記デザインラボの活動や研究の報告をして、これからの高等学校の在り方を考えていきたいと思います。