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パプアニューギニア視察団がNHK学園東京本校を訪問。国内の通信教育の刷新に向けてNHK学園の学習方法や放送の活用、ネット学習システムを視察しました。

6月26日に、パプアニューギニアの通信教育に関する視察団がNHK学園東京本校を訪れました。総勢約30名での来訪です。

パプアニューギニアは国の教育機関としてFlexible Open and Distance Education(FODE)という通信教育機関を設置しています。FODEには小学校から高校にあたる学年の生徒が学んでいるそうです。今回は、FODEの校長のほか、パプアニューギニア教育省の通信教育部門の方、先生などが視察にいらっしゃいました。

NHK学園での学習の仕組みを説明


オリジナルのネット学習システムについても紹介

パプアニューギニアでFODEが作られたのは、通学型の学校に入学したものの途中で退学してしまう生徒が多いことが背景にあるそうです。

NHK学園にもさまざまな理由で生徒が入学してきます。高校の卒業資格を持たなければ、専門学校・大学への進学はもちろん、資格によっては資格修得のための試験の受験ができません。高校の卒業資格は「社会に出るための切符」といえるのではないでしょうか。社会を担う人材を育てるために、教育が大切という点は、パプアニューギニアも日本も変わらないと改めて感じました。

最後には、パプアニューギニアの国鳥・極楽鳥をモチーフにした記念品をいただきました。国旗にもあしらわれているこの鳥は、富と幸福と親善のシンボルだそうです。視察団のみなさま、ご訪問ありがとうございました。今回ご見学いただいた内容が何らかのヒントになればうれしいです。

極楽鳥をモチーフにした記念品と国旗

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