週3日の登校コースから、1級自動車整備士の資格取得を目標に自宅学習中心のコースへ。クラスの友人や陸上部の仲間・先生たちとの出会いが自分を変えた
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週3日の登校コースから、1級自動車整備士の資格取得を目標に自宅学習中心のコースへ。クラスの友人や陸上部の仲間・先生たちとの出会いが自分を変えた

3年次生になるのを機に将来のための勉強に集中したいと「登校コース」から「スタンダードコース」にコース変更をした須﨑優翔さん。NHK学園に入学して自分が大きく変わったという須﨑さんに、入学してからのこと、そして、コース変更についての思いをNHK学園高等学校広報の野村がうかがいました。

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生徒目線で親身なNHK学園の先生たち

野村:須﨑さんは陸上部に所属しているのですよね。入学前相談に来てくれたときにお話したのが、陸上部の顧問の先生だったそうですが、そのことが関係しているのですか。
須﨑さん:中学校でも陸上部に所属していたんです。でも、中学では、同級生からの暴力やいじめがひどく、陸上部でもいやがらせをされて、1年生の2学期から学校を休みがちになりました。担任の先生が心配して、何人か卒業生が入学していて雰囲気をよく知っているNHK学園を勧めてくれ、陸上部もあると教えてくれました。
野村:実際に、相談と見学に来てみて、NHK学園はどんな印象でしたか。
須﨑さん:ここって学校なの?という感じでした。「いかにも学校」という建物ではなくて親しみやすいイメージです。あとは、先生方が学校目線ではなく、生徒目線で親身になってくれる、と感じました。来校したのは、中3の夏頃で、すでに都立高校も見て回っていたので、違いを感じました。たまたま陸上部の顧問の先生が入学相談を担当してくれて、NHK学園の陸上部について話を聞くうちに、嫌になっていた陸上をここでもういちどやってみたいと思えるようになったんです。

「学校行こう!」-入学ひと月で気持ちに大きな変化

野村:コースは「登校コース」を選んだのですね。
須﨑さん:はい。3日間だけでも学校に行くことを習慣化させたい、仲の良い友だちを作りたいと思って登校コースに入学しました。
野村:入学してみて、いかがでしたか。
須崎さん:最初はこわかったけど、スクーリングで先生と話したり、自分からクラスメートに話しかけてみたら仲良くなったりするうち、すぐに打ち解けました。今までは、「学校行くか…」という感じだったのが、ひと月で「学校行こう!」という気持ちに変化して、学校に行くことが本当に楽しくなりました。

「話せばわかる」という空気がある

野村:中学校時代は学校が嫌で仕方がなかった須﨑さんの大きな変化ですね。NHK学園のいいところはどんなところですか。
須﨑さん:中学校はカッチリしていて、みんなが右を向いたら右、みんなと少しでも違うことをすると疎外される空気がありました。それがすごく嫌だったんです。でも、NHK学園は中学校までで自分のような経験をした人も多いので、話せばわかるという空気があって、人とバチバチとぶつかることがあまりないんです。
勉強の場なのに遊びに行くような感覚で行くことができて、他のクラスとの交流も多くて、好きですね。それだけに、2年次のときは、コロナの感染の広がりで、休校になったり、イベントができなかったりが続いて、本当に残念でした。
勉強以外のいろいろなことに挑戦する時間があることもいいところです。僕自身、自転車で青梅一周をしたり、アルバイトを通じて人とのコミュニケーションが取れるようになったり、明るくなったと思います。

実績ある顧問からの指導が効く!

野村:陸上部のことも教えてください。須﨑さんの種目は何ですか。
須﨑さん:跳躍、中でも幅跳びです。あとはリレーメンバーとして短距離もやっています。
野村:人数は何人ぐらいですか。どんな雰囲気なのでしょうか。
須﨑さん:部員は30人ぐらい。男女比が8対2ぐらいです。学年・男女関係なく、全体で仲のいい部です。先生たちが飽きないメニューを組んでくれるので、楽しみながら練習できるのもいいところです。
野村:東京都高等学校通信制定時制総合体育大会で優勝するなど、成績も残していますよね。
須﨑さん:先生自身が日本選手権で決勝や準決勝まで行っていたり、指導した生徒が大会で優勝したり、と実力派揃いです。結果を残している顧問の先生たちから直接指導してもらえるのは貴重です。これまでの先生には言われなかった癖を指摘されたり、年齢に合わせてメニューを考えてくれたり…。全日制高校と比べると週2回と練習量は少ないのに、全日制高校で陸上を続けている友人に、大会で会って、自分の実力がついていることを実感しました。

陸上部練習写真

緊急事態宣言下のオンライン部活でモチベーションアップ

野村:緊急事態宣言中は、オンライン部活もしていました。
※オンライン部活の様子はこちら
須﨑さん:そうですね。一人でもできる練習はもちろんあるのですが、一人だとモチベーションを保つのがきついんです。でも、オンライン部活で、それぞれの自主練習の報告をすることで情報交換になり、先生からのアドバイスで改善が図れました。リアルな部活ができない中では、とても貴重なつながりでした。

今の自分ならスタンダードコースでもやっていける

野村:スタンダードコースにコースを変更した理由を教えてください。
須﨑さん:自分のやりたいことに挑戦しようと思ったときに、そのための勉強の時間が欲しいと思ったのが一番の理由です。
コロナウイルスが広がる中でも、NHK学園の場合はどのコースでも自宅での学習が進められるようにできていることがわかったので、今の自分ならスタンダードコースでも十分やっていけると思ったということもあります。
野村:確かに、自宅での学習は、自主練習同様、自己管理やモチベーションを維持する難しさがあるけれど、目標が決まっていると強い意志で取り組むことができますよね。

1級自動車整備士をめざして将来に向けた勉強をしたい

野村:今のお話にあった、やりたいことって何ですか。
須﨑さん:車が大好きなので、1級自動車整備士になりたいんです。資格取得のための学校はいくつもあるのですが、海外の車も多く、日本ではなかなか触れられない車にも触れることができる東京自動車大学校に進学したいと思っています。NHK学園の卒業生も入学しているので、見学に行ったときに、先生たちもNHK学園のことを良く知っていて安心感がありました。
高校で工業科を出て、入学してくる生徒も多いと思うので、そんな同級生たちに負けない知識を得るために、今から受験勉強以上の、将来に向けた勉強をしたい。そのためのスタンダードコースへのコース変更です。
野村:1級自動車整備士の資格を取得して、将来はどんなことがしたいですか。
須﨑さん:海外のディーラーに就職したいと思っています。そして、その先には、2つの夢があります。1つは、ランボルギーニの本社で働くこと、もう一つは自分で自動車レースを走ること、です。
陸上も車も、身体もしくは車体ひとつで競うところが好きなんです。


NHK学園に入ってよかったと心から感じている、と話してくれた須﨑さん。
登校コースからスタンダードコースへのコース変更を自分の意志で決めることができるのは、自立心が育まれている証拠です。将来の夢に向けた道のりもよく考えていて、しっかりしていると感心させられました。見定めた夢に向けて進んでいく須﨑さんの姿を見守っていきたいと思います。


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NHK学園は放送を利用した通信制高校として、NHKによって設立されました。いつでも、どこでも、自分のペースで学べるのが特徴です。Ngaku Design Labは教育をアップデートするための研究チーム。変化する世界の中で、「もっと高校生活を自由に」を合言葉に活動しています。