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登校時のタブレット学習で、連帯感をモチベーションにつなげながら個別最適化学習を実践する

NHK学園高等学校東京本校でも、気持ちも新たに、新学年での登校が始まっています。

先日、登校コース2年生のタブレット学習の様子をのぞいてきました。

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2020年から導入したタブレット学習。NHK学園の登校コースでは、生徒たちの理解度の差が開きやすい、数学と英語で取り入れています。

このタブレット学習、AIによってその生徒に最適な学習内容が診断されて、ぴったりの課題が出されます。いくつかの課題に取り組むと、その課題に類似した課題が出されたり、間違いがあるときには、基本に戻って、間違えた部分の知識を確認していくように構成されています。

生徒たちは、自分の苦手な課題に取り組んで弱点を克服したり、基本の課題ができたら応用問題に取り組むなどして、得意な単元の力を確実なものにしたりして実力を蓄えていきます。「個別最適化」学習のひとつです。

数学も、英語も、一度つまずいてしまうと、次の段階の学習が難しくなる教科です。この毎週のタブレット学習で、みんな確実に学力をつけていきます。

数学は√(ルート)など、文字入力では出てこない特殊記号が出てきますが、それも手書きで認識してくれるのがこの学習ソフトのうれしいところでもあります。

昨年取り組んだ生徒からは、

「苦手だった英語にタブレット学習で取り組んでいたら、そんなに英語を嫌いじゃないと思うようになった。」

「みんなもやっているので、この時間はがんばって取り組んでみようと思う。」

といった感想が聞かれました。

今年の2年生も、次々と出される課題に取り組んでいくうちに、集中して、いつの間にか結構な数の課題に取り組んでいるなど、楽しくタブレット学習に取り組んでいました。

タブレット学習中は、チューターもついて、生徒の質問に答えたり、操作の手助けをしてくれたりします。

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1年間のタブレット学習がどのように生徒たちに作用するか、楽しみです。